クレイジー横山です!
どうも!
(続き)
自分の番になった。
「お待たせ。びっくりしたでしょあの人。悪い人じゃないから」
「いやぁ初めはびっくりしちゃったけど、話聞いてるうちに優しい人なのかなって」
「見かけはヤクザなんだけど、会社の社長さん」
「へえ!」
「○○って不動産屋知ってます?そこの社長さん」
「…えっ!あの、本書いてらっしゃいますよね?」
「よく知ってますね」
「待合室にあるから」
「そうそう、その本」
「おれ、その本読んですげえ感動したんですよ!」
「へえ、読んだんだ」
「すげえいい本。作者がおれの目の前にいたんだ!」
「まさにそうッス」
「読ませていただきましたありがとうございますって伝えたかったな」
「それ、社長に言ったらすんげえ喜びますよ!」
「ぜひ伝えてください」
「もちろんッス!」
本、買っちゃおうかな。
(終わり)