クレイジー横山です！
どうも！
泊まりで出張に行ったとき
マッサージを受ける。
朝練で使ったグローブ
部屋で干してたら
整体師さん
それを見て
「ボクシング？」
って言ったので
「いや、キックです」
って答えた。
「そう、えらいわねえ」
「…えっ？…いや、そんなことは」
ちょっと間をおいて
「こちらによく来られるの？」
「あっ、はい。仕事で」
「大変ねえ」
「いや、自分、仕事きらいじゃないんで」
「好きなこと仕事にできるって、いいじゃない。なかなかみんなできないのよ。うらやましがられるでしょ。いろんな人に」
「いや、そんなことは…」
このあたり
まあ
普通の会話でしょ？
「こっちでも試合とかあるの？」
「はい。定期的にあるんですよ」
これ
おれは
Krushとかの意味で言ったんだよ。
ほんとに年何回かあるから。
「地方で試合って、大変ねえ。好きな仕事でも疲れるでしょ」
…えっ！違うって。
おれプロじゃないよ。
そんなこと一言も言ってないじゃん。
おれは
最初の「キック」と
次の「仕事」は
別の話題として話してたんだよ。
ところが
整体師さんのなかでは
最初の「キック」と
次の「仕事」は
つながってたらしい。
「選手だから筋肉はってるわね」
とまで言われちゃって
もう今さら
選手じゃないとは
言えなくなっちゃって
うそでない程度の受け答えで
しのいだよ。
見りゃわかると思うんだけど
思い込んじゃうと
そうとしか見えなくなっちゃうのかもな。
まあ
プロの選手に間違えられて
わるい気はしないけど
結果として
話がうそのまま続いちゃうの
なんか罪悪感を感じたよ。