クレイジー横山です!
どうも!
通勤快速コウジ号
途中駅混雑の影響により
列車遅延が恒常化している。
振替輸送実施中。
「コウジさん、夢に出てこないんですか?」
「一度も出てきたことないね」
「遅刻して間に合わないんですかね」
確かに。
そんなコウジ
おれが二度寝したとき
初めて夢に出てきた。
どうやら
明け方には間に合ったらしい。
その夢は
実にくだらない夢。
「おまえなんか、咬みついてやる」
おれがコウジの腕に咬みつく。
「いてえなこの野郎!」
コウジが
見たこともないような形相で
にらみつける。
「くやしかったら咬みついてみろ」
左腕に咬みつかれたけど
…全然いたくない。
咬合力なさすぎ。
こいつトンカツ食えるのかな
って思った。
「全然いたくねえんだよ」
「ようし!こんどは素肌で勝負だ」
彼が袖をまくりあげたところで
目が覚める。
なんなんだこのレベルの低い夢は。
53歳と40歳のやる行動じゃないよな。
そういえば
おれは
「咬ませ犬」っていわれたことあんだよな。
だから
彼はおれに咬みついてきたのか。