クレイジー横山です!
どうも!
子供の頃
近所のおじいちゃん
剣道やってて
ちょっと気難しくて
昔気質って感じだった。
「おじいちゃん」っていっても
子供にはそう見えただけで
今にして思えば
今の自分と年齢あんまり変わらないかな。
そんな気難しいおじいちゃんに
おれはものすごく気に入られていた。
子供の頃の自分は
変わった子供で
かわいくない子供だった。
幼稚園や学校の先生に好かれない子供だった。
そんな自分を
なぜかおじいちゃんはかわいがってくれた。
ずいぶん大きくなってからも
おじいちゃんはおれのことを「ちゃんづけ」で呼んでいた。
そんなおじいちゃんは
家に上がることを許してくれて
おまけに飯までご馳走してくれた。
子供の頃
雲丹の瓶詰めが好きだった。
おじいちゃんの家でもそれを食べて
そんなおれを見て
おじいちゃんは
「雲丹の美味しさがわかるか」
って目を細めていた。
雲丹の瓶詰めが好きな子供って
それだけでも十分変わり者の子供なのに
おじいちゃんはとっても喜んでくれた。
あれから何十年もたった今
雲丹の瓶詰めを見るたびに
おれはあのおじいちゃんのことを思い出す。